行く前に知っておいた方がいい事って何かある？
海外旅行初心者の友人にこんなことを聞かれたことがあります。
確かに、香港や上海のディズニーに比べるとフロリダのディズニーワールドは色々な面で文化の違いがあります。
というわけで今回は
・WDWに初めて行く人に伝えたい5つのこと
をご紹介します。
この記事を書いてる私の自己紹介をしますと、
海外旅行大好きなディズニーヲタク。
仕事は添乗員とゲストハウスのフロントをしています。
海外ディズニーは香港7回、上海3回、フロリダ2回に行った事あり。
推しはドナルド。
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初めてディズニーワールドに行く人に伝えたいこと
私が初めてディズニーワールドに行く人に伝えたいことは以下の5つです。
・サービスは有料という概念
・サービスはマイペース
・日本レベルの食事のクオリティは求めるな
・アジア人の差別がないわけではない
・日差しのレベルが異常
では1つずつ噛み砕いてご紹介していきます。
①チップの習慣
ディズニーワールドだけではなく、アメリカやヨーロッパの旅行でも必要なのがチップの支払い。
チップの支払いをしないと「非常識」と思われるので旅行に出発する前に最低限の知識は知っておきましょう。
そもそもチップの文化はアメリカの習慣で、「サービスに対しての対価」という考えです。
サービスの内容やキャストの対応が気に入らなくても必ず支払う必要があります。
チップはいつ支払うの？
チップの支払いが必要な場面は主にレストランの利用時ですが、ホテルでも支払いが必要になる場合もあります。
チップの支払い方法については以下の記事で詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
②サービスはマイペースかつゆるい
※画像はイメージです
ディズニーワールドのキャスト(というかアメリカ全般の接客業)の対応は基本的に日本ほど早くはありません。
よく言えばマイペース、悪く言えば遅い。
それは日本の様な「お客様ファースト」という考えではなく、アメリカは「お客様もキャストもファースト」という考えがあるからです。
そして、とにかくおしゃべりが好きです。
荷物検査でも隣のレーンのキャストと話しながら丁寧に荷物を確認したり、ホテルのチェックインでもおしゃべりをして時間がかかることがあるのでイライラした事が何回かありました。
よく言えばフレンドリー、悪く言えば…私語多くね？
という感じです。
私もパーク内やホテルの滞在中にたくさん話しかけられた経験がありますが、むしろそこがWDW旅行の楽しいポイントだと思っています。
③食事のクオリティが・・・
私は過去にWDWで美味しい食事を食べた記憶はほとんどありません。
パーク内ではないですが、キャラクターダイニングの「ラヴェロ」はめちゃくちゃ美味しかったのですが価格も価格なので当然というか…
野菜もほとんど出てきませんし、あってもポテトかアスパラくらいです。
日本人の味覚は外国人より繊細、なんて言いますがまさにそれを体感するくらいパークの食べ物の味は極端です。
塩辛い、薄い、超甘いかのどれかです。
参考までに、こちらは「ケープメイカフェ」の朝食
「ハリウッド＆バイン」の食事
「シェフミッキー」の食事
便秘や肌対策のグッズは必須！
こんなタンパク質と糖質まみれの食事を4日以上続けるわけですから、当然便秘や肌荒れも起きます。
私も海外に行くと便秘や肌荒れが起こるので必ず持って行ってるものがあるのでご紹介します。
・青汁
便秘解消には欠かせないアイテムです。
・美肌パックとチョコラBB
お肌が荒れたらとりあえずつけたり飲んだりしてます。
④日差しが異常レベル
WDWの紫外線のレベルは異常に強いです。
アメリカの気候上仕方ない事ですが、日本人の繊細は肌にはかなり悪影響なので注意が必要です。
ちなみに現地の日焼け止めは100SPFのものとかも売ってるほど。
長時間半袖で歩いていると、地肌の部分がピリピリしてくるので薄手のパーカーは手放せません。
WDWに行くときは必ず日焼け対策のできるグッズを持っていきましょう。
特にサングラスは超超超必須アイテムです！
⑤アジア人の差別が全くゼロなわけではない
これは遭遇する確率が極めて低く、私が勝手に感じただけの事なので「へー」くらいで読んでいただければ嬉しいです。
私は過去に、WDWの滞在でキャストから「差別的な対応」を受けたことがあります。
理由はわかりませんが、会話もほとんどしていなかったのでおそらく私の外見を見ての対応だったのでしょう。
これだけを聞くと
接客業なのにひどい…
とマイナスな気持ちになるかもしれませんし、ぶっちゃけ私も悲しい気持ちになりました。
でもこの項目を書こうと思ったのは理由があります。
それは「日本人も外国人へ無意識の差別をしているから」です。
あなたは日本のどこかの観光地とか電車とかで外国人が歩いてて「うわ、外国人だ」と思うことはあリませんか？
中国人が大きな声で話していたり、大きな荷物を背負ったバックパッカーをみて迷惑に思ったことはありませんか？
そして無意識に外国人へネガティブな気持ちを持ったことはありませんか？
私はあります。
現在添乗員の仕事をしながらフロントの仕事もしてますが、正直苦手な国から来たゲストには心から「日本へようこそ」と思える様な接客はできません。
だからWDWで悲しい気持ちになったことをふと思い出した時に1つ気がつきました。
「自分も同じことをしてるんだな」と。
決して差別は珍しいことではないんです。
WDWだけでなく、海外に行ったらアジア差別を受けることはあります。
でもそれ以上にWDWという場所は日本人を受け入れてくれる場所でもあります。
だからもしWDWで自分がアジア差別を受けたらこう思ってほしいです。
・自分は悪くない
・運が悪かっただけ
あなたは何も悪くありませんし、こんな事で旅行中に落ち込むのはとても勿体無い事です。
ただ、あなたの心の中にも世界のどこにでも差別の心はあるという事は頭の片隅に置いて置いていただけたら、と思います。
まとめ：初めてWDWに行く人に伝えたいこと
アメリカという国は本当に自由な国です。
あなたが思ってる以上にきっと驚くことがたくさんあるかもしれませんし、海外経験がもし無いのであれば私が今回紹介した事以上の発見をたくさんするでしょう。
それは全て付加価値な経験です。
WDWは上海や香港以上に広大で刺激的な場所です。
ぜひWDWであなただけの発見をたくさんしてください。
旅のお手伝いをさせていただきます。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました！
また次回。
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